1月11日
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年次総会+新年会
毎年お世話に
なっているイタリアン
レストランape
by
CiaoBella(アーペ by チャオベラ)にて、年次総会と新年会を開催しました。
@総会
役員の決定や会員の増減報告、会計報告、今年の活動予定についての報告、相談がありました。
設立11年目となるJC nouveau、今年は若干の体制の変更があります。
又、今年はできるだけメンバーが中心となって講義やディスカッションを行っていく方針です。
A
新年会
東京大学駒場リサーチキャンパス内に移転し、広くなったレストラ
ンで、楽しいひと時を過
ごしました。
本年もよろしくお願い致します。
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2月8日 |
JJF
JC(ジュエリーコーディネーター)接客コンテストについてのディスカッション
昨年のJJF2日目(2016年9月2日)に開催された『第3回JC接客コンテスト』の最終選考
VTR
をメンバーで見て、「コンテスト全体の改善案」並びに、ファイナリストの接客の「見習うべき点」「改善すべき点」についての
ディスカッションを行いまし
た。
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3月8日 |
「きもの専門店に学びたい地域密着商法について」PR現代 代表
下島仁さん
宝飾・きものを中心としたマーケティング・広告販促会社(株)PR現代の代表で、JCヌーボーメ
ンバーの下島仁さんに「きもの専門店に学びたい顧客密着商法・地域密着商法について」をテーマに話して頂きました。
- きもの業界の市場環境や、宝飾市場とのチャネル別売り上げ比較などから業界の現状を確認し、
- 三井越後屋(現:三越伊勢丹、呉服店ビジネスモデル)を例にした、顧客密着の具体策、またその家訓に
こめられた思い。
- 実際に各地の有力店がどのような活動を行なっているのか。
などを通じて、きもの専門店はなぜ、地域密着、顧客密着に取り組むのか、その本質的な意味合いを学ぶ機会となりま
した。
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4月12日 |
ブ
ライダルジュエリー関連のディスカッション
昨年秋に「IJT2016」で開催されたセミナー「結婚観の変化に見るブライダルジュエリーの展
望」で話された内容や、JC
nouveauメンバーが現場で感じていることをもとに、「ブライダルジュエリーの現状と今後」について、ディスカッションを行いました。
セミナー、現場共、ブライダル顧客の極端な減少と、質の変化が訴えられました。特に顧客の減少は、ジュエリーに限った話では
なく、より広い業種で感じられている様です。
「ブライダル顧客はリピート率が低い」「婚約指輪の購入率が年々下がっている」という元々の悪条件の下、追い打ちを掛ける様
に顧客自体が減少している今、果たして私達はどの様に向き合っていけば良いのか、様々な意見が出されました。
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5月17日 |
☆ワーク装身具 製鎖工場見学
JC
nouveauの元メンバーである、ワーク装身具
蕪木氏にご協力を頂き、宝飾業界の人でも中々見ることのできない製鎖工場の見学会を行いました。
「チェーン」は一体どの様に作られると思いますか?
実は、たった一台の機械がリールに巻かれた普通の真っ直ぐな線を巻き上げ、丸め、切断して前のコマをすくい、次に送る、とい
う一連の動作をやってのけるのです。そして、その様な機械が複数台並び、様々なタイプのチェーンが生産されていきます。
その後、コマの口を連続してロウ付けする工程を経て、完成となります。
見学の後、蕪木氏のご厚意で、チェーンを希望の長さにカットして引き環とプレートを付け、ネックレスの制作体験をさせて頂き
ました。
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6月14日 |
職
域販売について
JC nouveauメンバーの金親さんに、「職域販売」についての講義をして頂きました。
職域販売とは無店舗販売の一形態で、役所や会社などと提携し、相手先の職場まで出張して商品販売を行う販売方法のことです。
- きちんとした提携の下での販売となる為、勤めている会社への信頼感がそのまま販売者への信頼感につな
がる。
- お互いに予定を立てられ、(社員などへの)事前周知もできる。
- 店舗ではない為商品を見るまでの敷居が低い。
といったメリットがある一方で、
- 相手先での商品陳列となる為に雰囲気が作りづらい。
- 主に休憩時間での販売となる為、アプローチからクロージングまでの時間が短い。
といった、販売形態ならではのデメリットもあります。
実際の販売会場写真も交えながら、お話頂きました。
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7月19日 |
ユーザー向け「はじめての真珠講座」その内容と開催報告
「はじめての真珠講座」は、一般社団法人日本真珠振興会の認定する SA(シニア
アドヴァイザー)による一般消費者向けの真珠の講座です。
今回はJC
nouveau内で資格保持者の西坂さんが2月に天賞堂にて開催した講座を再現し、その内容と開催報告をして頂きました。
- 真珠の歴史
真珠は人類が初めて手にした宝石
真円養殖真珠は日本が発明
- 真珠ができるまで
真珠の養殖工程(採苗・稚貝育成)挿核
養殖管理 浜揚げ 選別・加工・処理
選別・連組・日本の養殖産地
- 真珠の種類
母貝と真珠 世界の産地
- 真珠の美しさ
6つの要素「キズ/テリ/マキ/形/サイズ/色/連相」について
- セルフケアとメンテナンス
母貝や核のサンプル、連相の良い悪い」、キズの連等
実際に手に取りながらの講座となりました。
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8月9日 |
「寝
具売り場から学ぶ、お客様視点に立った営業に必要な基本的な4つの項目について」
矢島 雄二さん
JC-nouveauメンバーの矢島雄二さんに、「寝具の販売戦略」について講義して頂きました。
矢島さんは、長年GMS(総合小売業)の寝具売場に勤めながらジュエリーに興味を持ち、「いつかジュエリー業界で働きた
い!」と、JC2級の資格を取得した異色のメンバーです。
今回は、そうした矢島さんのキャリアと異業種からの視点を活かし、商売をする上で大事な4つの項目の説明があり
ました。
- 笑顔の挨拶、心からのおもてなし。感じのいい対応が求められます。
- 「5S」=整理、整頓、清潔、清掃、しつけの事。お客様を迎え入れる訳ですから大事にな
ります。
- 新鮮さと安全で安心な事。季節感にあった販促物による商品演出や売り方の工夫で、商品を
引き立て新しく感じて貰う事です。
- 「P-D-C-Aサイクル」。どの様な商品をどういう陳列でどれだけ置くのかという事。
発注が重要になります。
これら4項目を中心に、売場写真を交えての説明がありました。
矢島さんが強調されたのは、「お客様視点と基本の徹底」です。それが販売戦略に繋がるからです。
また、講義の最後には、メッセージとして「お客様は99%の満足より1%の不満足を強く感じる」というお話がありました。
異業種とはいえ、「モノを売る」という点では寝具もジュエリーも同じ。
「大切にしなければならないことも、また同じ」であると、再認識する例会となりました。
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9月13日 |
☆「宇和島真珠の今」有限会社土居真珠 土居一徳社長
日本一の真珠の生産地、愛媛県宇和島市で長年真珠養殖に携わっている、有限会社土居真珠の土居一
徳社長にお越し頂き、宇和島での真珠養殖の現状や、様々な取り組みについてお話頂きました。
真珠養殖の歴史、浜揚量、経営体数、生産高等の変遷から、現在の真珠産業の状況を読み解くことができます。
日本の歴史的な産業ともいえる真珠産業は今、全国的に縮小を続けています。
その様な中、土居真珠では様々な角度から家業である真珠養殖業の将来を見据え、行政・民間団体ともイベントや企画を通して協
力し、「外から人を呼ぶ」ことで地元の活性化を目指しています。
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10月11日 |
接
客販売ロールプレイング
初めての企画として、「第一回
ヌーボー的接客ロールプレイング大会」を開催しました。
たとえばJC1級の試験は1次(筆記)と2次(ロールプレイング・実技・面接)があり、中でもロールプレイングは相手が必要
である為に中々個々人で練習できるものではありません。
サンプルに使う商品の準備や、様々なお客様を知った上で「お客様役」を演じることのできるメンバーの揃ったJC
nouveauならではの企画です。
- アイコンタクトと笑顔をもって親身にお迎えできる姿勢ができているか。
- プロとして所作、ニーズを引き出す質問、商品の提案、タイミングが的確か。
- 総合して最終的にお客様が気持ちいいと感じる接客ができるか。
等に着目して、お互いの良い点、要改善点などの意見を交換しました。
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11月8日 |
「効果的なブライダル接客を考え
る」池内 宏美さん
諸事情により中止となりました。
改めて開催予定です。
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12月13日 |
JC
ヌーボー顧問・宮田先生特別講義「宝石、ジュエリーにまつわるエピソード」
今年も、当会顧問である宮田先生の特別講義、本年度は接客時のトークにも活かせる、宝石やジュエ
リーにまつわる様々なエピソードについてお話し頂きました。
最初はオパールについて。
オパールには様々な言い伝えがありますが、実際には疑問点の多い話も多いそうです。
(何故か)不幸に纏わる話が多い一方で、様々な色が出ることから「全ての宝石を詰め込んだ宝石」と肯定的な位置付けとされた
時代もあり、更には健康を保つ秘訣として珍重されたり、視力回復に効果があるとされた時代もあったりと、逸話には事欠きませ
ん。
又、ナポレオンが妻ジョセフィーヌに贈ったオパール"The Burning of
Troy"(炎上するトロイ)は、第二次大戦と共に行方不明となり、それ以降は所在不明なままだそうです。
そしてダイヤモンドについては、最近ニュースがありました。
2017年12月5日、「平和のダイヤモンド」が約7億円で落札されました。
西アフリカ、シエラレオネで発見された709カラットの原石で、落札額の約6割を地元の医療に充てるそうです。
この他にも様々なお話が紹介されました。
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