1月9日
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年次総会+新年会
イタリアン
レストランCiao
Bella(チャオ
ベラ)にて、年次総会と新年会を開催しました。
@総会
年初の事務手続きです。役員の決定や会員の増減報告、名簿の配布、更に今年の活動予定について報告、相談がありました。今年
は会計監査担当の変更が行われ
ました。
A
新年会
節目節目でお世話になっているCial
Bellaさんはオーガニック素材にこだわったイタリアンレストランです。こだわりのあまり、自分達で農場まで持ってしまっ
たという程で、素材の味を活か
した料理は、野菜は野菜の味、肉は肉の味を十二分に堪能できます。
おいしい料理を食べながら、楽しいひと時を過ごしました。
皆様、本年もよろしくお願い致します。
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2
月13日
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ミ
ステリーショッピング報告会
今回は、昨年12月に行った「ミステリーショッピング報告会」の続編を開催しました。
※「ミステリー・ショッピング」とは、メンバーの接客品質向上を目的として自主的に行う覆面調査です。
やはり一番気になるのは、お店のスタッフの「接客」ですが、今回は「プライベートな(その人の個人的な)会話」についての意
見が出されました。「プライ
ベートな会話が全くできないと、スタッフの信用に関わる」ということです。なぜかといえば、お客様の心を開くには、スタッフ
から心を開く必要があるからで
す。もしかすると、お店や会社の方針で、プライベートな会話を控える様にいわれているのかも知れません。だとしたら、より組
織の上の方から、その姿勢を見
直す必要があるということでしょう。最近話題の「雑談力」とも無関係ではないかも知れませんね。
又、「地金」等の専門用語の多用は、お客様とのコミュニケーションの障害となるという声も聞かれました。専門用語はいかにも
プロっぽく、格好良い様に感じ
ますが、一般のお客様に対する接客効果としてはむしろ逆効果で、「スタッフの自己満足」をお客様に印象付けてしまいかねませ
ん。
お礼状についても色々な意見が出されました。
例えば、住所や電話番号を伺っておきながら、来店のお礼状を出さないと、お客様からは「失礼な店」と思われてしまいます。
又、書いたとしても誤字や脱字が
あると、お客様は自分が雑に扱われていると感じます。手紙は必ず推敲し、たとえ達筆でなくても「丁寧に書くこと」で気持ちは
伝わります。
面白いところでは「トイレが重要」という話が出ました。
トイレの仕様や状態を見れば、お客様への気遣いが分かる、というものです。確かに私生活でも、トイレが綺麗でないお宅には、
重ねてお邪魔したいとは思いませんよね。
私たちは、こういった意見交換をした上で、それを単なる批評に終わらせることなく、自身の活動にフィードバックし、お客様と
より良い関係を築き上げていきたいと考えています。
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3月13日
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これからの顧客づくりに必要なジュエリー専門店 5つのポイント
JCヌーボーメンバーの株式会社PR現代
下島仁さんを講師に、いま小売店に大事にしてほしいと思っている、2013年の活性化策をお話していただきました。
今、ジュエリーを身に着ける女性が減っているそうです。それでは、あなた自身は家族にジュエリー
を贈ったことがありますか? 嘆くのではなく、「どうすれば現状を変えられるのか?」
私たち自身が意識改革しなくてはなりません。
そして、販売店がこれから力を入れるべきは「販売促進」ではなく「共感促進」というお話がありました。お客様は「欲しくな
い」のではなく、「お客様に伝わっていない」という、もっと根本的な事実と向き合うことが求められます。
その際には、既に社会インフラとして確立されているWebサービスの活用も重要です。
又、販売店であれば、お客様の情報を管理している筈です。しかし、案外無頓着になってしまうのが「そのお客様に、これまで何
を販売したか」という履歴で
す。お客様情報は、お名前や住所を管理するだけが目的ではありません。過去の商品とコーディネートできるアイテムの提案等、
やはり「何を売りたいか」ではなく、「お客様が何を求めてい
るか」に視点を移してみましょう。
最後に、お店の理念を持ちましょう、スタッフで共有しましょう、お客様に伝えましょう、というお話で締めくくられました。
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4
月10日 |
IGI.G.G(宝
石鑑別鑑定士取得)までのJourney
JCヌーボーのメンバーであり、JC1級資格を保有し、
ジュエリー販売の専門番組でも活躍する小俣友里さんを講師に、「IGI.G.G(宝石鑑別鑑定士取得)までのJourney
〜人も磨く奇跡の街、アントワープ〜」というテーマでお話をしていただきました。
世界中から多くのダイヤモンド原石が集まる街アントワープはベルギー北部に位置し、かの「フランダースの犬」の舞台となった
街でもあります。
IGI(=International Gemmological
Institute)はこのアントワープに本部がある、ダイヤモンドや色石の鑑定業務を行う組織で、日本を含めた世界中に支部を持ちます。IGI
G.G(=International Gemmological
Institute/Graduate Gemologist)とは、IGIの発行する宝石
鑑別鑑定士資格です。
授業を受けるのは世界各国から集まった人達、小俣さんもその一人です。
筆記と実技があり、実技では原石での見積もり…単に「品質」だけではなく、そこからどの様なカットのダイヤモンドがどれだけ
取れるのかといったことも含め
て…等も行うそうです。授業は英語、フランス語で行われるそうですが、「英語ぺらぺらなんですか?」との問いに小俣さんは即
座に「No!」。「でも何とか
なる」そうですが、やはり専門用語が難しいそうです。
資格を取得して帰国後、小俣さんは石の見方や世界観、考え方も変わったそうです。「コーディネーター」「アドバイザー」
「ジェモロジスト」「カウンセ
ラー」「デザイナー」の全てを兼ね備えた「ジュエリスト」として、ジェエリーの魅力を沢山の人に伝えてゆきたいとの抱負で締
められました。
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5月8日 |
セイコーミュージアム見学会
日本の代表的な時計メーカの一つである「セイ
コー」が運営する「セイコーミュージアム」の見学会を開催しました。
セイコーミュージアムにはもちろん自社製品も展示されていますが、世界と日本の「時計の歴史」を見つめ、辿ることができる、
文化面を重視したミュージアムです。
セイコーの創業者である服部金太郎氏は1860年生まれ。僅か13歳で時計屋になることを決心したそうです。1881年、
21歳で采女町に服部時計店を創業したのが「セイコー」の始まりです。外国商館からの信用を得、輸入時計販売の事業を発展さ
せました。
精巧な掛け時計の生産に成功する様、1892年に屋号を「精工舎」とし、1894年に銀座四丁目角に巨大な時計塔を備えた時
計店を完成させます。現在の和
光本店の土台となった店です。関東大震災で工場も店も失うという被害(火災で溶けて互いにくっついてしまった時計も展示され
ています)を受けながらも不屈
の精神ですぐに会社を建て直し、やがて「世界で最初のクォーツ式腕時計を世に送り出す」という、日本を代表する企業グループ
に育てていきます。
展示では上記の様な「セイコーの歴史」の他、日時計から始まり香盤時計、ランプ時計といった「物理量を直接目安に
する」時計、1500年頃に作られた「錘が動力となる」鉄枠塔時計、初期の懐中時計、そして随所に工夫が施された様々な和時
計等を見ることができました。
ジュエリーと並行して時計も扱ってらっしゃる販売店さんも多いと思います。基本的な知識や、お客様との話題の材料として、と
ても参考になるミュージアムです。
尚、見学時には解説の方が付いてくれますので、展示に関連する様々な疑問にも答えて下さいます。
セイコー
ミュージアム
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6
月12日 |
ディ
スカッション 「ゴールデン・ワードローブ」について考える
「ワードローブ」とは、元々は「洋服棚」「洋服箪笥」のことですが、それが転じて「個人の持ち衣装」のことも指す様になりま
した。更にそこから意味合いが広がり、コーディネートのコレクションアイテムをも表す言葉となっています。
「ゴールデン・ワードローブ」とはすなわちその黄金律。今回はジュエリーの、自店ならではの「ゴー
ルデン・ワードローブ」について考えましょう、という企画です。
ジュエリーは高額商品です。お店によっては販売ノルマもあると思います。それ故に「目の前の、その商品が売れるか売れない
か」だけに意識が向いてしまっていないでしょうか?
メンバーのある方からは、以前とあるお客様がお求めになったジュエリーをリストアップしてみたところ、まるで組み合わせがと
んちんかんで、「なんでこんな売り方をしたんだろう…」と反省したことがある、という話がありました。
高額商品だからこそ、お客様の身になって、より良いコーディネートにつながる提案をしてこそ、スタッフやお店の信頼につなが
るのではないでしょうか。
特にネット販売やTVショッピングが伸びてきている昨今、お客様の表情を見て、声のトーンを聞いて、状況に合わせた積極的な
応対ができるのは実店舗の強みですし、逆にそれができなければ「お客様の立場でのメリット」は少ない、ということになりかね
ません。
さて、ヨーロッパでは昔から「パリュール」というジュエリーのセットがありますが、ディスカッションでは日本版のパ
リュール、つまり「日本のTPO」に応じたコーディネートができるセットを提案していくこと
も必要ではないかという意見が出されました。
これはジュエリーのメーカにも検討して頂きたい内容ですが、もちろんお店はお店としてできることが沢山あります。
又、「念珠」も喪のジュエリーと考えてよいのではないか(実際に以前はジュエリーショップで扱っていたそうです)、社会人に
なったら必ず必要になる、という意見も出されました。
いずれにしても、お客様に関する情報(住所氏名だけではなく、家族構成や購買履歴等も含めて)をお店全体で共有する体制が必
要となってきている様です。
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7月10日 |
1)IGI.G.G(宝石鑑別鑑定士取得)までのJourney
第二部
まず、4月に開催した小俣友里さんの「IGI.G.G(宝石鑑別
鑑定士取得)までのJourney
〜人も磨く奇跡の街、アントワープ〜」には参加できなかったメンバーも多かった為、再度お話
をして頂きました。
引き続き、小俣さんが先日訪問した米国でのお話です。
メトロポリタン美術館、こちらは世界4大美術館の一つで、宝飾品も多数展示されています。ジュエリー関係の仕事に携わってい
る人がニューヨークを訪れる際には見逃せません。
グッゲンハイム美術館はフランクロイドライトの設計です。モンドリアン、カンデンスキー、ピカソ、マティス等、近代美術を鑑
賞したければ、こちらかMOMAだそうです。
ニューヨークでの移動は、少し前まではバスが主流だったものが、今は地下鉄での移動も安心で、タクシーも日本よりも安く利用
できる様です。
ボストンのボストン美術館は、「日本よりも日本美術が充実している」ことで有名で、
他にもオセアニア、アフリカ美術、南米アンデスの黄金装身具等、面白いものが沢山見られます。
2)日本宝石協会主催「カラーストーン加熱実験」セミナー報告
鉱物種は同じでも、宝石としては違う分類とされている石は多数あります。例えばサファイアとルビーは鉱物としてはどちらもコ
ランダムですし、アメシストとシトリンは水晶です。
中に微量に含まれる元素の差や結合構造の違いが
色の違いして現れるのですが、加熱により状態が変化して色が変わるものも沢山あります。
今回は、石を加熱することでどの様に色が変化するかを実験しました。
加熱すると石の内部にストレスが掛かりますから、下手にすると石が割れてしまいます。しかし実験では、グリーンベリルが綺麗
な水色に(水色のベリルはアクアマリンです)、アメシストを過熱した結果黄色、即ちシトリンに変化しました。
加熱をして色を変える(色を濃くするという場合もあります)目的は、勿論価値のある石にして高く売ることです。人為的に加熱
したものに価値
があるのかという意見がある一方で、天然石も地下で熱を受けて変成するのだから変わりはないという意見もあり、シンプルであ
りながら難しい問題といえるで
しょう。
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8
月14日 |
ダ
イヤモンドの話 〜鉱物としての話ではなく〜
当会顧問の宮田雄史先生に、ダイヤモンドにまつわる、様々な「鉱
物学的ではないお話」を聞かせて頂きました。
古い書物での記録としては、聖書の「出エジプト記」「エレニア書」「エゼキエル書」、更にはプリニウスの「博物記」等がある
そうです。又、古代ギリシア人はダイヤ
モンドを「征服不可能なもの」として「アダマス」という言葉を用い、これがダイヤモンドの語源となりました。インドでは課税
の為の書物に、良質なダイヤモ
ンドの定義が記されているそうです。
いずれも、その希少性や硬さから、非常に特別なものとして扱われていたことがわかります。
14世紀になるとカット技術が進歩し、王侯貴族の「男性」の装身具として使用される様になりました。この時代は、権威の象徴
や護符として用いられました。
16世紀、エリザベスT世の時代にはローズカットが発明され、女性の装身具への使用が始まりましたが、まだまだ希少であり、
庶民の身近なものではありませんでした。
その後、18世紀にブラジルでの鉱床発見、ランプの発明、ブリリアントカットの発明、19世紀には南アフリカでの鉱床発見
と、大衆化への素地が整っていきました。
日本では第二次大戦後に大衆化が進み、デ・ビアスのプロモーション活動「婚約指環は給料の3か月分」により、「ブライダル
ジュエリーにはダイヤモンド」という市場ができ上がっていったのです。
とろこで、日本ジュエリー協会(JJA)では11月11日を「ジュエリー・デー」と定めています。これは日本のジュエリーの
歴史と関係しており、国際度量衡会議で提唱された「1ct=200mg」を日本が承認した日なのです。
店にある販売品についてだけではなく、こういった歴史も知っておくと、お客様との話の材料にもなるかも知れませんね。
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9月11日 |
1)PR現代主催夏季セミナー「私たちのミッション 〜Road
to the next !!!〜 」報告
当会のメンバーでもある株式会社PR現代 代表取締役の下島仁さんより、PR現代主催で行わ
れた夏季セミナーの報告をして頂きました。
今、成果を出しているのは専門店に共通するのは「自助努力で商品の啓蒙」をし、客づくりを行っている「ミッション型の専門
店」だそうです。お客様に買って
頂く為に安くする、景品や特典を付けるといった「販売促進」という手法から、お客様の共感を呼ぶことで「ファン」を増やす
「共感促進」が広がりつつあるよ
うです。
そして、お客様との信頼関係を高めることにより、お店は単に「商品を入手する為の場所」ではなくなります。お店やスタッフ、
ブランドのファンが増えれば、もちろん景気の変動にも強くなれます。
その他、セミナーで採り上げられた事例が幾つか紹介されました。
2)山梨県工業技術センター主催パネル
ディスカッション
「作り手が知らない彼女たちの本音」報告
山梨県立工業技術センターで開催されたパネルディスカッションの報告を、メンバーより会に参加さ
れた佐瀬さん、西坂さん、藤田さんよりして頂きました。
「販売サイド」と「制作サイド」の意識のずれは度々指摘されます。特に東日本大震災以降、お客様はより物質的な面ではなくメ
ンタルな面を重視する傾向にあ
る様です。つまり、そのジュエリーや宝石の持つ「意味」、しかも一般的な意味ではなく「自分にとっての意味」ということで
す。更に、ご年配の方になってく
ると、「頑張った自分へのご褒美」ではなく、「今まで自分が歩んできた人生の証」としての位置付けに変わってくる様です。
その他、お店での試着時に「指が通らないのは男性の想像以上に悲しい」といった意見や、「技術、素材に溺れた(作
り手の自己満足)ジェエリーはいらない」といった厳しい意見も出されました。
因みに、ジュエリーに関しては「使う人」と「使わない人」の二極化が進んでいる様ですので、「使わない人」をいかに「使う
人」に変えられるかは業界全体で考えなくてはなりません。
いずれにしても、時代は「モノ」から「コト」へ移りつつあります。着眼点を変えることで、よ
り良い、時代に合った商品やサービスが生まれるのではないでしょうか。
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10
月16日 |
JPC(日
本貴金属製鎖工業組合)×JCヌーボー 意見交換会
チェーンメーカーという「作り手」の立場と、接
客・販売という「売り手」の立場の間にある溝を埋め、よりよい商品をお客様に提供できる様にしていくことを目的として開催し
ている、JPC(日本貴金属製鎖工業組合)とJCヌーボーの意見交換会は、今回で4回目を迎
えます。
意見交換会で、ほぼ毎回課題として挙げられる「引き輪が前に回ってきてしまうのをどうにかできないか」という件については、
実は特許を得た製品が様々開発
されているとのことでした。しかし残念ながら、どれもあまり普及していないようです。実際に特許に関する資料も見せて頂きま
したが、着脱(アイデアは面白
いが実際には使いにくい)やコスト(高くなり過
ぎる)等、実用性に課題を残しているために普及が進まないことが分かりました。
実際の売り場では、この「引き輪が前に…」も含めて「チェーンの金具が使いにくい」という理由で、より高額な商品を売り損な
うというケースが度々あることを考えると、早急な解決が望まれます。
一つの解決策として、JPC加盟企業の方から「チェーン金具の試作品」が提示され、「小さいのに
使い易い!」と参加者から大変好評でした。
一方で、アクセサリー業界では普通に出回っている方式を貴金属チェーンにも取り入れて欲しい、という意見も出されました。
「お客様にとって使い易いもの」であれば「多少割高であっても買って頂ける」という、お客様視点に立った意識改革の必要性を
確認しました。もちろんこの「多少」がどの程度なのかは、十分検討する必要がありますが…
また、色々な面で「一昔前のデザイン」の返り咲きが見られ、現在ではデザイン選択肢の狭まってしまったチェーンにも「切子を
復活させて欲しい」等、売り手だからこそ分かる「お客様傾向」についても話し合われました。
ところで今回は、「真鍮のチェーンを、実際に引っ張って切ってみよう」という体験をさせて頂けました。その結果、「チェーン
が切れた」というクレームの多くは、「チェーンが切れるのではなく、両端の丸カンが開くだけ」ということを体感することがで
きました。
こういったことをきちんと知り、「小売の現場」にいる者が、がお客様に適切に対応できる様になることが大切であると痛感しま
した。
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11月13日 |
「私のジュエリー」合評会
※諸事情により中止となりました。
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12
月11日 |
JC
の更新率、受験者数をアップさせるには?
「ジュエリーコーディネーター制度」は大きな課題を抱えています。
試験に合格しても登録しない、或いは有効期限が過ぎても更新しない、というものです。
JCヌーボーのメンバーは全員が有資格者ですので、それぞれが制度についての意見を述べ合いました。
「会社や店のスタッフが基礎的かつ揃った知
識を持つことでお客様からの信頼を得る為」という前向きな意見がある一方で、「人の伝を維持する為」という、制度に対しては
積極的とはいえない意見もありました。
又、セミナー開催地の偏りが大きく、都市部と地方の有資格者に不公平があるのは否めませんし、更新費用の一括払いは負担とし
て大き過ぎるという意見も出されました。
ジュエリー業界では、かつてココ山岡事件等、業界や業界人の信頼を失墜させるできことがありました。
そういった中、JJAでは倫理綱領を定め、JC制度を発足し、信頼を取り戻すことを目指したのです。
しかしながら、残念なことに業界に永く居る人程JC制度を軽視する風潮があり、更には「有資格者を増やす為に試験問題を易し
くしてはどうか」といった本末転倒な話をする人がいるのも事実です。
JC資格を持っていて良かったと思える仕組みやメリット、そしてより一層の社会的な認知が必要なのは間違いない様です。
ところで、JCヌーボーを始めとする自主的な勉強会が各地にあるのをご存知でしょうか?
他の有資格者と交流を持ち、お互いにより良いJCを目指しましょう。
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