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◆2015年 活動実績
(☆印の回は外部講師をお招きした会です)

1月7日
年次総会+新年会

例年通り西麻布 のイタリアン レストランCiao Bella(チャオ ベラ)にて、年次総会と新年会を開催しました。

@総会
役員の決定や会員の増減報告、今年の活動予定について報告、相談がありました。

活動内容に関しては、今年はメンバーそれぞれの経験や技能を活かした、メンバーによるセミナー等に積極的に取り組んでいきたいという意見も出ました。
「人に話す」ということは、他の人よりも一層の知識や「話の構成力」が必要になり、接客の仕事にも役立つこと間違いありません。
誰が何の話をするのか? 今後の予定が楽しみです。

A 新年会
いつもながら素材にこだわるレストランで、楽しいひと時を過ごしました。
今年の新年会ではおめでたい話も沢山あり、大いに盛り上りました。


昨年末には、政府から統計を取り始めた1955年以来初めて「家計貯蓄がマイナス」という発表がされ、まだまだ景気の良い話は聞けません。
しかし、同時に景気は、私たち自身が生み出すものでもあります。
間もなくIJTも開催されます。ジュエリー業界は私たちJC資格 所有者がしっかりとした意識を持って盛り上げていきましょう。
皆様、本年もよろしくお願い致します。


2月4日 ミステリーショッピング報告会@

諸事情により中止となりました。


3月11日 ミステリーショッピング報告会

毎年
恒例となったミステリーショッピング、メンバーの接客品質向上や「気付き」を目的として、メンバー各自が自主的に行う 覆面調査です。

今年も色々なお店のレポートが提出されましたが、総じて「お客
を引き込む」「欲しいと思 わせる」コミュニケーション力が不足していると感じる場面が多かった様です。
ジュエリーは基本的に高額品ですから、お客様に「これ欲しい!」と思わせることが必要です。また「お客様が潜在的に欲しいと思っているもの」をコミュニ ケーションの中で引き出さなくてはなりません。一方的に「この商品は〜」とお薦めしたところで、販売にはつながりません。

「言葉のキャッチボール」ともいいますが、相手の様子を見つつ、新たな声掛けや提案をし、という様に、状況に合わせて臨機応変に対応することができなけれ ば、中々成約にはつながりません。全てのお客様は「違う」のですから、接客も違ってくる筈なのですが、もしかすると世の中の「マニュアル化」がこういった 場面にも悪影響を及ぼしているのかも知れませんね。
ただ、商品の買取等の場面では、逆にマニュアル的な一律の対応が見られないと信頼を失います。
どの様な場合に「きっちり」させ、どの様な場合に「臨機応変」にするのか、これを切り分けるのも接客をする上では重要なポイントです。

また、商品も店も綺麗で、スタッフの礼儀も正しい、なのに魅力を感じないという店がある一方で、「売る気があるのか?」と思いたくなる様な接客なのに、 ひっきりなしにお客様が入ってくる店がある、という報告もありました。
それは何故なのか?
私たちももしかすると、現実とはそぐわない「常識」に縛られてしまっているのかも知れません…


4月8日 夢とロマンの宝石の旅 ドイツ・イーダーオーバーシュタイン&プフォルツハイムへ

今回は、JC Nouveauメンバーで、ジュエリーコーディネーター1級資格を持つ小俣さんから、この1月に訪問したドイツはイーダーオーバーシュタインとプフォルツ ハイムのお話をして頂きました。

イー ダーオーバーシュタインはドイツの西部に位置し、15世紀の中頃に瑪瑙(めのう)やアメシストの鉱床が発見されたことから宝石産業が発達しました。19世 紀後期に現地鉱山は閉山となりましたが、原石を採掘から輸入へと切り替え、現在に至ります。
ストーンカメオの技術は、19世紀にフランスの彫刻家から伝わりました。

トルマリンをメインに扱うホールヴィルド社、世界中から珍しい石を仕入れては研磨し、宝石学校の学生の指導にも力を入れているヴィルド&ペッチ 社、動植物のカービングで知られるハーバーとクライン社、そしてカットアーティストとして世界的に有名なムーンシュタイナー工房…
カメオ彫刻の体験もされ、実りの多い滞在だった様です。

プフォルツハイムはジュエリーや時計の製造で知られ、18世紀に設立された宝石技術専門学校は世界で最初の職業学校といわれています。第二次大戦では度重 なる爆撃を受け、80%以上の建物が破壊されました。

シュムック(宝石)ミュージアムは世界一の所蔵数を誇り、年代別、テーマ別に分かり易くクオリティの高い作品が展示されています。
一方で、新しい複合施設Die neuen SCHMUCKWELTEN(新しい宝石の世界へ)では宝石学校の卒業生の作品を並べたギャラリーが設けられ、技術の継承、人の育成に力を入れていること が伝わってきました。


5月13日 翡翠原 石館見学会

翡 翠原石館は、糸魚川の翡翠を未来に残すために、靎見信行館長が30年間収集してきた翡翠を公開する為に開館した、日本で唯一の翡翠専門の博物館です。
とはいっても、新潟県糸魚川市にある訳ではなく、場所は北品川。足の便のとても良いところです。

収蔵品の中から数百点が常設展示され、10万個の石で作ったモザイク壁画や10トンのくりぬき翡翠風呂は
とても見応えがあ りました。
又、翡翠を使ったジュエリーや酒器等の工芸品、勾玉も多数展示されています。色違いの「翡翠だけ」を組み合わせたジュエリーは、いかにも翡翠を専門に扱う 同館らしい逸品でした。

館内には翡翠の鑑別ができるフーリエ変換赤外分光光度計(FTIR)もあり(一般開放はされておりません)、それを用いると対象が翡翠なのかそうでないの か、翡翠であっても樹脂による含浸が行われているのかといったことを調べることができます。

残 念なことに、翡翠は全くの偽物や樹脂含浸処理を行ったものが多く出回っています。実際のそれらを見ながら、どういった点に気を付けなくてはならないかを教 えて頂きました。

原石からジュエリーまで、実に幅広い「翡翠」に接することのできた見学会でした。



翡翠原石館



6月10日 マユヤマジュエラーが考えるこれからの顧客づくり

今回は、マユヤマジュエラーの経営者でJC Nouveauメンバーの繭山さんよりお話を伺いました。
帝国ホテルアーケードに開業して92年になる同店が、富裕層に対して心掛けてきたこと、次世代の客づくりのために挑戦している3つの実践事例を紹介して頂きました。
 
企 業継続のヒントは「適者生存」という言葉にあり、顧客ニーズを時代時代に沿って柔軟に聞き入れる事がロングランの鍵だそうです。こうした中で、他者と差別 化を図るべくオリジナリティーを追求し「●●イズム」を見つける事が大切。同店は「人から賞賛される個性的なジュエリーの品揃え」「帝国ホテルレベルの接 客サービス」を代々心掛けてきました。
 
次いで未来に向けた3つの挑戦を紹介。ジュエリー業界初の川柳イベント「きらきらジュエリー川柳」が成功を収めるキッカケとなったのはプレスリリースの活用にありました。
「WEBを活用した情報発信」はSNSとの紐付けが相乗効果を生むそうです。「TV通販出演」では商標登録の大切さについて身を持って感じたと語りました。
 
最後に「売れる商品を作る、売れるお店にする8つの提言」をし、女性スタッフの声やクレームを聞く大切さ、ベストセラーは意図して作れること、覆面調査をすれば多くの発見があることを提案しました。
 
歴史に甘んじる事なく、新たなチャレンジを続ける今後の同社の動向から目が離せません。


7月8日 ディスカッション「“自分のありのまま”について語り合おう!」

メンバーそれぞれが、毎日、毎月、どんな仕事をしているのか、どんな悩みを持っていて、それをどんな風に乗り越えてきたのか、どんなお客様と接して…、た いへんだったこと、嬉しかったことなど…。
今月はお互いの情報交換の会としました。

大きなところでは「ダイヤモンドの入れ替わり事件」。気付けるタイミングが何回もあったにも関らず、「慣れ=作業の慣れ、人の慣れ」から生じたア クシデントでした。幸い納品前に気付けた為、本来のダイヤモンドに留め直して事なきを得ましたが、まさに寒気のする経験が語られました。

又、サービスを提供するに当たり「継続的な取り組み」が重要であるという話もありました。今年やって駄目だったから来年はやめよう、ではなく、今年知って くれた人が増えたのだから、来年もやろう、更に参加し易くしよう、という具合です。
更に無視できないのが、そういったサービスの「
ユーザビリティ」です。何かに参加したり応 募したりする窓口としてのインターネットサービスは日増しに重要さを増しています。SNSの利用等、メディアの活用も欠かせません。
幸い、SNSやブログ等は自店だけで取り組むことができるものであり、外部への広告投資はほぼ不要です。従来の広報活動から更に範囲を広げないと、人の目 に留まらなくなってきているといえるでしょう。

その他、メンバーそれぞれから仕事の案内や店の紹介がなされましたが、残念ながら時間一杯となってしまった為、改めて機会を設ける予定で終わりました。


8月12日 JCヌーボー顧問・宮田先生特別講義「エメラルドについて」

エメラルドは(恐らく)最も古くから利用された宝石で、紀元前4000年のバビロン、同3500年のエジプトでも用いられました。アラム語の 「Smegrad」が語源ではないかと考えられ、船の名前にもなっているスペイン語の「エスメラルダ=Esmeralda」は実はエメラルドを意味し、少 し語源に近い感じがします。
かつては緑色の石を全てまとめて「エメラルド」として扱っていた時期もあり、古い遺物や文献に記されたものが本当にエメラルドなのかどうかは判らない面も ある様です。

産地はコロンビア、ロシア、ブラジル、ジンバブエ、ザンビア、オーストラリア、パキスタン、アフガニスタンで、コロンビア産と他の産地では母岩の質が全く 異なります。世界市場の大部分を占める良質の石は殆どがコロンビア産です。

ところで、サファイアとルビーが鉱物としては「コランダム」にまとめられる様に、エメラルドも「ベリル」という鉱物の緑色変種を指します。ベリルには他に アクアマリン、ヘリオドール、モルガナイト、ゴシェナイト、ビクスバイト等があります。エメラルドとは別にグリーンベリルという緑色のベリルがあるのです が、これは発色の原因となる成分が異なる為(エメラルドはクロムイオン、グリーンベリルはバナジウムイオン)にエメラルドとは区別されます。
「トラピッチェエメラルド」の「トラピッチェ」は、サトウキビの液を抽出する機械の名前に由来し、美しさよりも面白さを楽しむ石と考えるべきでしょう。

古来、多くは色に由来して清浄、癒し、魔除けといったもののシンボルとされてきたエメラルドですが、ローマ時代には「眼に良い」とされ、皇帝ネロがサング ラスを作らせたという逸話も残されています。


9月9日 ビジュトリーヨシダの顧客づくり

JCヌーボーのメンバーで、JC1級の資格を持つ吉田さんから、自ら経営されているお店の「21世紀型の顧客づくり」について、お話を聞かせて頂きまし た。

JC3級のテキストには「ジュエリーコーディネーターは『商品の販売』よりも『顧客の満足』を目指さなければならない」とあります。
顧客の満足とは、成約率100%と、顧客内シェア100%にあるのではないでしょうか。
その為に吉田さんが目指したのは、「ストアコンセプトが明確に伝わるプロモーション」「ターゲットとする顧客に選ばれるようにする」といったことですが、 同時に「ターゲットとする顧客以外にはアピールしない店舗外観」等、いってみれば「八方美人ではない」スタイルも大切な様です。
又、セールス的な内容を「含めない」サンキューレターも、お店の印象作りに大いに役立っているそうです。
(吉田さんはお客様のご来店当日の内にサンキューレターを書かれるそうです)

面白いのは、ストアコンセプトを明確にしていく為に、たとえば何かのサービス(店内コピー機等)を止めるとき、必ず悪い噂(「便利だったのに止めたらし い」の様な)が広がるそうですが、結局それは「来て頂きたいお客様」には何の影響もなく、むしろ店が正常に機能することにつながったというお話でした。
ここでも「八方美人でなくする」ことを目指していますね。

顧客満足を得るための具体的な要素として「品揃え」「店舗設備」「接客」の三つがあり、更にこれらの要素の「調和」が重要とのことでした。


10月14日 ☆徳力本店 山口純社長「地金商と私」

江 戸時代18世紀、両替商を営んでいた当主の徳力屋藤七が、徳川幕府の命を受けて金銀の改鋳業を始めたことにより、徳力は地金商としての歴史を 歩み始めます。やがて明治時代に両替商を廃して貴金属地金の精錬や加工、装飾品や工芸品の製造販売へと業態を変え、昭和初期に株式会社徳力本店として、現 在の会社が誕生しました。
三百年にも亘る歴史を持つ会社で、ワールドワイドで地金取引ができるLMBA認証も取得しています(国内は11社)。

まずは店長の岩井さんに店舗の案内をして頂きました。参加メンバーは「純プラチナ製刃と純金製柄の日本刀」を実際に持たせて頂くなど、貴重な体験 をさせて頂きました。
さて、貴金属業界とは無関係のようでいて深い関係のあるのが自動車業界。岩井店長によれば、先のディーゼル車排ガス処理不正事件でガソリン車への注目が集 まり、その結果「ディーゼル車の排ガス浄化触媒」に用いられるプラチナの相場が急激に落ち込みました。その為、プラチナ地金の「買い時」と、生産が追い付 かない程にインゴットが売れているそうです。

その後、会議室に移動して山口社長により詳しいお話を色々と聞かせて頂きました。現在取り扱う主要商品は、貴金属地金、貴金属宝飾品、歯科用材料、工業用 貴金属製品の4種類で、積極的に「3R」=「リユース(再利用)」「リサイクル(再生)」「リデュース(削減)」に取り組んでいるとのことです。プラチナ やパラジウムは自動車関連での需要が一番高く、先の排ガス事件の影響が大きい理由がわかります。又、中国やインドの宝飾市場では金が好まれる傾向が強く、 規模の大きさ故その消費量が相場に影響するそうです。地金の仕入れに関しては、特定の鉱山と継続して取引を続けて信頼関係を築き、安定供給を受けられる体 制を保つという、地道で堅実な姿勢にも学ぶところが大きいです。

その他、宝飾品、工業品問わず、新たな地金素材開発にも積極的に取り組む等、山口社長曰く「時代にあった商売」をしてきたことが、老舗として続く秘訣なの かも知れません。


11月11日 ディスカッション「自慢の(?)ジュエリー品評会」

諸事情により中止となりました。


12月9日 ☆ジュエリーコーディネーター 河西志保さん
「コーディネートの最新トレンド、現場でのコーディネート提案の問題点と可能性について」


株式会社Jスタイル代表取締役、ジュエリーコ−ディネーターの河西志保さんのジュエリーコーディネートレッスン会を開催しました。
JCヌーボーのメンバーの一人にモデルになってもらい何通りかの重ねづけの提案やアレンジネックレスの着け方等を実演いただきました。
宝飾業界25年の経歴を持つ河西さんは今まで販売で培ってきた経験からコーディネートレッスンの必要性や問題点を挙げ、今の時代にタイムリーでとても興味深いお話をしてくれました。

ある日、お客様がお買い上げいただいた宝飾品を着けていなかったので疑問に思いお聞きしたところ、「着けて行くところがない」「着け方が(使い方が)わからない」というお声を頂きました。
それがこうしたコーディネートレッスン会を始めるきっかけになったということです。

今後、私たちがお客様にジュエリーの魅力・装いの愉しさを感じ取ってもらうためのコーディネート(ジュエリーの着け方・使い方)を伝えていく必要性を熱く語ってくれました。
コーディネートの裏ワザの紹介もあり、即実践できるヒントを沢山教えて頂きました。

河西さんの25年間携わってきたノウハウがうまい具合に凝縮されたコーディネートレッスン会は日々進化しつつもお客様が「効果が体験できる」魅力のひとつかも知れません。

加えて河西さんのジュエリーに携わる人としての「ステキな魅力」も陰ながら見習わなければならないと感じ目からウロコのレッスン会でした。





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