JCヌーボー JC Nouveau-Sept
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◆2008 活動実績
(☆印の回は外部講師をお招きした回です)

1月9日

新年会@六本木チャオベラ

六本木のイタリアンレストラン Ciao Bella(チャオ ベラ)にて新年会を行いました。
前年の報告に続き、美味しいお料理を頂きながら「今年の抱負」「JCヌーボー5月の遠足の希望」を一言ずつ発表、メンバーのダンス(!)もあり、楽しいひと時を過しました。
皆様、本年も宜しくお願い致します。

2月6日

日本貴金属製鎖工業組合(JPC)=JCヌーボー意見交換会

ジュエリーの製作サイドであるJPCの皆様と、主にジュエリーの販売サイドであるJCヌーボーのメンバーが集い、「川上と川下のギャップを埋める」ことを目的とした意見交換会を開催しました。
形だけの「座談会」ではなく、双方がジュエリー業界の抱える問題を認識し、解決策を模索する為の率直な意見交換により、メーカーと売場、又メーカーと消費者の認識の違いに驚く結果となりました。これからの時代、ただ「作る」、ただ「売る」ではなく、きちんとマーケティングやモニタリングをして、消費者の視点を積極的に取り入れられる「器」を持ったメーカーや販売店が、勝ち残っていくことになるのではないでしょうか。

3月5日

☆渡辺真由子氏講演「メディア・リテラシー」

「オトナのメディア・リテラシー」著者のメディアジャーナリスト、渡辺真由子氏に「メディア・リテラシー(メディアを読み解く能力)」の講演を頂きました。テーマは大きく3つ、「広告の読み解き」「ジェンダー表現」「広告にはどんな意図が隠れているのか」です。
メディアの特質、手法、影響を批判的に読み解く能力を身に付けることで、メディアが「表向き」訴えることと、その裏にある「真の狙い」を主体的に判断できる様になるそうです。広告が「知らず知らずの中、意識の中に染み付く」仕掛け、「そうとは見せない」性差別表現、「男は外で働き、女は家で家事をする」のが大前提として描かれているCM、等々、読み解く能力の有無でそこから受ける印象は大きく変わりますし、結果として商品やメーカのビジョンも見えてくるというものです。
広告が植え付けようとしている価値観に振り回されることなく、自身で主体的に判断できる様になりましょう!


「オトナのメディア・リテラシー」¥1500(税込1575円)/リベルタ出版/ISBN 978-4-903724-07-2
尚、渡辺先生は、今後はネットいじめに関して夏に出版の予定です。

4月2日

ケーススタディ 困ったお客様、苦手なお客様の対処法

短気型、優柔不断型、おしゃべり型、理論型等々、接客に関わる人は様々なお客様に対処しなくてはなりません。いってみれば「扱い難い」お客様とどう接するかは、接客業に従事する以上は避けられない課題です。
お客様のタイプ別の効果的なアプローチ方法やかわし方、「(お客様が)愚痴を話してくれる店員になれ」というアドバイスがある一方で、声を掛けるタイミングが悪い、クロージングのタイミングが計れていない、といった接客側の問題点も提示されました。

5月15日

ダイヤモンド合成高圧装置見学会 @物質・材料研究機構(筑波)鉱物博物館

「高温、高圧の地下深くでしかできない筈のダイヤモンドを、一体どうやって地上で合成するの?」
1955年、GE社が世界で始めてダイヤモンドの「合成」に成功しました。その際に用いたものと同じ型の合成装置を始め、日本で開発され世界標準となった「ダイヤモンド単結晶薄膜合成」装置等、普段はまず目にする機会のない各種装置を見学し、説明を受けました。
「そんな『科学技術』なんて、業界には関係ないよ…」
そんなこといってていいのでしょうか?
「遺灰からダイヤモンドを作る」「髪の毛からダイヤモンドを作る」等、宝飾分野でも応用市場化は着実に進んでいるのです。

6月4日

メンバーによる海外視察レポート

メンバーが昨年視察されたドバイとトルコのお話を、写真等を拝見しながら伺いました。それぞれの国の現状(ドバイでは1軒1億5千万円の不動産が数時間で完売! だそうです)やジュエリー市場の動向、「トルコではトルコ石の産出はなく経由地にすぎない」といった業界人なら知っておきたい話題も多数出ました。
又、合成や模造トルコ石の種類や見分け方についての講義があり、実際のジュエリーを見ながら「上質なトルコ石」とはどういうものかを学びました。

7月9日

日本貴金属製鎖工業組合(JPC)との意見交換会 第2回

「貴金属製品」や「貴金属パーツ」について、販売員や消費者が日頃抱いている疑問を解消し、また要望を製品作りに役立ててもらう為の機会として、日本貴金属製鎖工業組合(JPC)との意見交換会を開催しました。2月に続いて2回目の開催です。
あまり見たことのないパーツ(クラスプやスライドパーツ等)も回覧され、参加者はその操作感や機能等について興味深く接し、感想や意見を述べ合いました。
JPCパーツメーカ側の「デザインと価格を重要視してきた」という意見に対し、販売店側からは「使い勝手の良さが商売を左右する重要なファクター」という意見が出る等、未だ存在する双方のギャップが明らかになると同時に、それを埋める良いコミュニケーションができました。
しかし一方で、製造から販売に至る流通過程の中で販売数量とコストのみが重視されがちな為に「価格は割高でも機能や品質の良いもの」が中々市場に出回らない、という大きな課題も明らかになりました。

8月6日

☆伊藤商事・伊藤社長 宝石産業論「宝石を求めて」Part2

ご自身も鉱山経営をなさっている、伊藤商事社長の伊藤彰氏を迎え、豊富なスライドやサンプルを拝見しながら、色石の採掘の様子や原産地情報を伺いました。
ブラジル産のあるアメジストでは、採掘した800トン弱の原石の内、色の良い部分は僅か2%の16トン、更にカットすることで320kgになってしまうそうです。私達の手にする「宝石」が如何に希少なものかが判るお話です。
又、ホーステイル・インクルージョン(※)で知られ、ファベルジェがイースターエッグにも多用したデマントイド・ガーネットは、子供が川遊びの最中に見付けた緑色の石が発端となり発見されたそうですが、ロシア革命を境に長らく供給が止まり、市場に全く出回っていなかった時期もあるそうです。局所的に産する石の場合、その「国の状況」を無視できません。
その他、石の熱処理に対する考え方の違い等、業界で仕事をする上で色々と参考になるお話を聞くことができました。


※デマントイド・ガーネットには複数の産地があり、産地によりインクルージョンの種類や状態は異なります。上では、あくまでも「有名な」という意味で取り上げたに過ぎません。

9月10日

日本宝飾クラフト学院主催 日本装身具史発刊記念『江戸時代〜昭和初期の伝統装身具』展 特別見学会

本宝飾クラフト学院の学長である露木先生は、日本の装身具に関する研究者であり、又コレクターでもあります。
研究のきっかけは「古墳時代に栄えた日本の装身具は、飛鳥、奈良時代に入り明治時代までの1100年もの間忽然と姿を消した」という従来の定説に疑問を持ったこと。そもそも日本では装身具史が学問として十分に研究されておらず、「定説」とはいえしっかりとした根拠がある訳ではありません。
そこでご自身で物を収集し、様々な文献と照らし合わせながら年代を明確にすることで史実を追い、本年年3月には研究の集大成である著書、「日本装身具史 ジュエリーとアクセサリーの歩み」を美術出版社から出版されました。
当日は露木先生ご自身が展示を説明して下さり、「奢侈禁止令の抜け道として耳かき付きの簪が作られた」「江戸時代に中国から指輪が輸入され、流行したという記録がある」等、実に興味深い日本の装身具文化に触れることができました。


日本装身具史 ジュエリーとアクセサリーの歩み/\2,625/美術出版社刊/露木宏 編著・執筆 井上洋一 露木宏 関昭郎/ISBN:978-4-568-40071-7
日本宝飾クラフト学院 本校B1ギャラリーでは、出版記念として同書に掲載された学院所蔵の装身具や関連の品々を展示しています。詳しくはこちらへ。

10月1日

☆桃沢敏幸氏講演 言語を通じて覗いたジュエリー文化

桃沢氏は、ジュエリー専門の通関代理店(株)JTCに35年間勤務した後、現在はジュエリー貿易コンサルタントを営む業界の著名人です。
「言語を切り口とするジュエリー文化へのアプローチ」をコンセプトにした著書「ジュエリー言語学〜ジュエリー文化への言語からのアプローチ」もあり、桃沢さんならではのジュエリー文化論を聞くことができました。
そもそも「ジュエル[jewel]の語源は、ラテン語の「遊戯(game)」「冗談(joke)」を意味するjocusにあるそうで、これらの言葉の共通項は「人を楽しく愉快な気持ちにさせるもの」です。この辺り、とかく「物質としてのジュエリー」に囚われがちな業界関係者は再認識する必要がありそうです。
又、桃沢先生からは「ジュエリーを販売する人はとかく技術論に終始しており宝石学、鑑別書を頼りにした説明が多い」とのご指摘もあり、「技術論」から「文化論」へ販売スタイルを変えていくとよいのではというご提案もありました。
桃沢先生の膨大な知識と資料に圧倒されつつ、ジュエリーを軸として興味をとことん追う楽しさを垣間見させていただきました。


ジュエリー言語学〜ジュエリー文化への言語からのアプローチ/\3,600+税/柏書店松原刊/桃沢敏幸著/ISBN978-4-87790-081-6

11月5日

@ジュエリー業界のメディアリテラシー
A来年の活動について

@キーワードは「セレブ」から「ソーシャライト」へ? 雑誌等の資料を分析、検討しました。
A来年の活動の大枠について話し合いを行いました。
ハイジュエリーを扱われているお店での素材解説付きの見学、工房の見学、講師に雑誌編集者を招いての勉強会、研修旅行等、いずれも詳細は未定ですが、またまた盛り沢山な年になりそうです。

12月3日

@来年の活動について
Aセールストークの組み立て方

@まずは来年の活動予定について話し合いました。日本の名工訪問や真珠加工業者とのディスカッション等、先月に引き続き色々なテーマが挙がりました。
A当会のメンバーで、接客販売のトレーナーでもある上村氏より、「素材の知識」「製造の知識」「活用の知識」「ブランドストーリー」を基に、「お客様のメリット」と「お客様の気分」に当てはめて提案する手法が紹介されました。日々の訓練として「売れない・売りにくい商品」を対象に練習をすると効果的だそうです。



JCヌーボーは、(社)日本ジュエリー協会JC事務局が主催する会ではありません。

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